名古屋城
第8代徳川宗勝(1705-1761)は名君として知られ、政治・財政改革を行ない藩校では学問と武道を励行し、弓道の普及と発展に力を入れました。
現在の名古屋市の弓道は、徳川家の政治・武家文化にルーツを持ち、今もなお大きな影響を受けています。
国宝第一号に指定されていた本丸御殿は昭和20年の空襲で焼失してしまいましたが、平成21年より約10年の工期を経て、平成30年6月に完成・公開を迎えました。
将軍家光の豪華絢爛な宿泊部屋などが見学でき、名古屋の観光名所として多くの人が訪れています。
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徳川美術館
徳川美術館は、19代尾張徳川家当主である徳川義親によって昭和10年(1935)に開館された美術館です。
徳川家康の遺品をはじめ、尾張徳川家に伝来した1万件あまりの大名道具・美術品を所蔵しています。弓道に関する武具はもちろん、茶道具、能道具など、その多岐にわたるコレクションは大名文化の精華を現代へと伝えています。
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三輪神社
三輪神社は愛知県名古屋市中区大須にある三輪山を御神体とする神社です。寛文8年(1668)弓術奨励を勧める尾張藩は,弓矢の修練の場所である「弓矢場」(「通し矢」の訓練場)を三輪神社境内に設置しました。
「通し矢」とは京都蓮華王院(三十三間堂)の軒下120メートルを24時間射通す競技で、通した矢の数を競う競技です。また、近年、三輪神社は「目標や良縁を射抜く」パワースポットとしても注目を集めています.
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